１．連結決算概要
当期におけるわが国経済は、雇用及び所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調が続いており、個人消費も堅調な雇用・所得情勢を受け、持ち直しつつあります。また、企業の設備投資への波及は未だ充分とは言えないものの緩やかな回復傾向で推移しております。
このような状況のもと、当社といたしましてはＮＴＴ事業における減収を見込む一方、前期不採算事業の利益改善や生産性向上およびnon-ＮＴＴ事業における増収効果などを見込み、増収・増益を目指す計画を策定し達成に向けた諸施策に取り組んでまいりました。
この結果、受注高及び売上高は、通信事業者の設備投資の抑制や大型工事の工期延伸などにより減少となったものの、営業利益は改善施策の効果により増益となりました。
なお、平成30年3月期は、売上高29,000百万円（7.9%増）、営業利益1,300百万円（5.6%増）を見込んでおります。
２．単独決算概要
TOSYS単独の決算数値につきましては次の通りです。
受注高20,204百万円（7.1％減）、売上高20,304百万円（1.1%減）
営業利益873百万円（26.1%増）となりました。
