受変電設備は公共施設や公共機関、一般施設といった施設全体の電源を補っている受変電設備（通称：キュービクル）であり、一般家庭では見ることがない電気設備です。

発電所から変電所を通して送られてくる6,600V（高圧電力）の電気を一般的に使用する100Vや200Vに降圧して施設各所に配電しています。

TOSYSでは受変電設備の設置や試験調整・送電作業はもちろん、施設運用に合わせた機器・電気容量の選定を伴う設計業務、関係官署への届出申請を行っております。

一般的には建造物の新築時に合わせて新設することが多いですが、近年では老朽化や改修工事といった既施設での更新工事も多くなっています。

本工事については、受変電設備と非常用発電設備の更新、付随する基礎の嵩上げなど国が推奨する国土強靭化の一躍を担えた工事となりました。

また、TOSYSの高い技術力、工事品質を評価していただき、後日、国土交通省 関東地方整備局 長野営繕事務所長より『難工事功労表彰』を頂きました。